アスベスト問題と政府の姿勢

こんにちは、ちびちゃんです。

＜石綿発がん性＞政府、６０年代に認知　早大教授らが調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090622-00000010-mai-soci

アスベスト（石綿）による被害がどんなものなのか、
いまや多くの人が知っていると思います。

それまでは原因不明として片づけられてきた患者さんが、
実はアスベストが原因だったと判明したのはごくごく最近の事のようです。

しかし政府がアスベストが「がん」の原因になると認知した時期は
１９６０年代前半までさかのぼる事が明らかになったのです。

これって政府が知らぬふりをしていたということでしょうか？

発がん性の原因を知りながら、公にしなかったとなると
国民を見殺し（？）にしたと言われても仕方がないですよね。

しかも海外では石綿が肺がんの原因になると知られるようになったのは
１９５５年の事で、中皮腫は６０年には認知されていたそうです。

すでに１９６０年に日本でも労働省の研究報告の中で
石綿肺（石綿じん肺）に合併した肺がんの死亡例も紹介されていました。

こうなってから労働省側が石綿による肺がんを初めて労災認定したそうです。
日本にはアスベストによる被害の輪がとても大きく広がっています。

なんでこんなに被害が広まってしまったのか、
政府の対応の遅さが最大の原因だと思いませんか？

人の命より産業の発展を優先したということなのでしょうか？
 

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